自宅のPCのWindows XP Pro./2000/NTでメールサーバを構築することと、SPAM(迷惑メール)源にならない為の設定を、Setp by Stepで紹介します。
メールサーバの便利さとリスク
1. 前提条件 --必要なソフトやOSなど
2. IMS EMWAC のインストールと設定 --LANのみでの利用ならここまででも良い
3. SCSMFILTER のみでのフィルタリング
4. Antirelay の設定ファイルの更新
5. SMTPRCV
6. 構築できた方へ|
○自宅サーバのホームページで使用しているドメイン名と統一のとれたメールアドレスを自分で発行できます。 ○目的別に幾つも専用のメールアドレスを持つことができます。もちろん無料ですし、広告が送られてきたり、アンケートに答える必要もありません。 ○オリジナルのメーリングリスト(ML)を自分で作成できます。 ○サーバのログやセキュリティチェックの結果等をメールで自分宛に送信できます。外部のメールサーバを介さずに内部ネットのみで処理されるようになるため、セキュリティ上も好ましいです。 ○外から(会社・学校等から)も自宅のメールサーバを使うことができます。 ○自宅でメールサーバを持ちアドレスを発行出来る人はまだそれほど多くないので、周りの評価が少し上がります(←たぶん(^^;)。 |
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×世界中の多くのシステム管理者に睨まれます。 ×多くの抗議(や講義)のメールが来て対応にテンテコマイします。 ×場合によっては法的手段に訴えられます。 (国・地域によってはSPAMを通す設定になっているだけで、管理者は法的責任を問われます) ×ORBSに登録され、あなたのサーバから発信されたメールが多くのメールサーバで拒否されるようになります。 |
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※POP before SMTPって何でしょう? ある端末について、POP認証が成功してから一定時間以内に実行されたSMTPのみを許可すること。つまり、 「メールを受信するときに正しいユーザ名とパスワードを入力していないと、メールを送ることが出来ないようにする」 ということです。これによって、メールサーバに存在しないユーザアカウントからのメール送信を防ぎますので、例えば「見ず知らずの人が自分のメールサーバから大量のゴミメールを送信する」などのSPAM行為を防止できます。 |
EZ-NET ネットワークステーションなど、秀逸なサイトが存在します。是非ご参照下さい。|
※あまり聞かない設定? Windows XP/2000/NTでのフリーなメールサーバと言えば、よくIMS EMWAC + SCSMFILTER + Plugin 5という組み合わせが使われていますが、この組み合わせではSPAMであっても一旦受信してから削除することになり、冒頭で述べた「Network ABUSE CLEARINGHOUSE」や「SPAMと第三者中継 」のチェックをパスしません。実際にはSPAMは削除されるので実害は無いのですが、他のシステム管理者から設定の不備を疑われかねないなど、ちょっとモヤモヤしたものが残りますので、ここでは採用しませんでした。 |
| 名称 | 入手先 | |
| OS |
Windows XP/2000/NT4.0 |
購入しましょう(^-^; |
| POP3 server | IMS EMWAC POP3 Server 0.8x |
www.texasstar.net ファイル名:imsi386.zip ※ページ左下のGET IMSをクリックし、フォルダ一覧を[server]-[intel]と辿る |
| SMTP Delivary server 0.8x | IMS SMTP Delivery Agent | |
| SMTP Receiver server | MMS SMTPRCV Service 0.45 |
smtprcv ファイル名:smtprcv.zip ※文章中の[here in the SMTPRCV subfolder.]をクリック |
| Filter | SCSMFILTER 0.30 |
SICA Consulting Services ファイル名:SCSMFILT.ZIP |
| Plug-in | Antirelay 3.02 beta or 0.3 |
IMS Support page ファイル名:antirelay.zip ※どうしても古いバージョンしかみつからない場合、以下をどうぞ antirelay302b.zip(34.1KByte) |
必要なマシンの能力について| COPYRITE.EXT , IMS.CPL , IMSCMN.DLL , POP3S.EXE , READ.ME ,SMTPDS.EXE , SMTPRS.EXE |
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POP3 Serverサービス: pop3s -install SMTP Delivery Agent サービス: smtpds -install SMTP Receiverサービス: smtprs -install |

| [Directories]タブ |
Mailbox Directory : メールボックスを作成するフォルダ(NTFSである必要があります)。%HOME% を使用すると、その部分がユーザのホームディレクトリに置き換わる。%USERNAME% とすれば、その部分だけユーザ名に置き換わる。 Mail Spool Directory : メールスプール用のフォルダ。デフォルトで良い。 Postmaster : 問題が発生した場合にこのユーザーに通知される。後述のユーザー作成作業をしてから記入する。 |
| [Misc]タブ |
SMTP Gateway Host : メールを送信する際にゲートウェイの通過など、他のメールサーバへ中継する場合に中継先のホスト名を設定します。 Copy local failure reports to postmaster : チェックすることで、メールの送受信に時にエラーが発生した場合、メールの管理者へ通知されます。 |
| [Lists]タブ |
New List Name にメーリングリスト名前を入力して [ADD] を押すと現れるメーリングリストの詳細設定の画面で、加えたいメールアドレスを入力することで、簡易メーリングリストが作成できる。 |
| [Aliases]タブ |
User name : 新しいエイリアス名を設定します。 Map to : 存在しているメールアカウント名を設定します。 |
| [Logging]タブ | チェックを付けた項目のログを記録します。記録されたログは、Mail Spool Directory に設定したフォルダに保存されます。 |

※「なぜ外部に公開してはいけないのか」がどうしても気になる方は試しにポート25,110を外部ネットワークから参照可能な状態にしてから、以下のリンク先で行える「第三者中継テスト」を実施してみてください。この段階では設定が不十分なので、こわいメッセージが読めます。
SPAMと第三者中継 |
※これはなんのエラー このエラーはEMWACのインストーラが日本語版のWindowsでの動作を想定していなかった為に出るエラーのようです。このエラー表示後にOKをクリックすると、全てのインストールファイルは削除されます。環境によっては出ないこともあるそうです、出なかったらラッキーと思ってください。 |
| 3-3-1. |
日本語メールのための設定をします。日本語のメールを通す為に、[Enable Non-7bit Checking]のチェックをはずします。これをやらないと、日本語メールをSPAM扱いにして、弾いてしまうことがあります。 |
| 3-3-2. |
一通あたりのメールの大きさを制限します。MaxMSG[K byte]の項目をキロバイト単位で指定します。ここでは2000Kbyteを指定しました。 |
| 3-3-3. |
ログファイルの記録先を指定します。[Log file]にフルパスで指定します。 |
| 3-3-4. |
[Max RCP]で一通あたりの最大RCPサイズを指定します。通常はデフォルト値の 512 で十分かと思いますが、一度に多くの送信先アドレスを指定したい場合など、用途によってはサイズを大きめに指定してください。 |
| 3-3-5. |
[INSTALL SERVICE]をクリックし、フィルターのインストールが終了するとウィンドゥが閉じますので、再度、スタートメニューから「SCSMFILTER Conf.」ウィンドゥを呼び出します。 |
| 3-3-6. |
「SCSMFILTER Conf.」ウィンドゥ中の[RESTART SERVICE]をクリックし、ステータス表示が「SERVICE RUNNING」になるのを確認します。 |
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※拒否したメールの行き先 上記設定により、メールサーバから拒否されたメールは配信されず、ごみ箱に移動されます。デフォルトの保存先は以下の通りです。 %windir%\system32\EMWAC\mail\trash (%windir%はWindowsシステムフォルダを示す環境変数です。デフォルトでは、c:\windows や c:\winnt となります。環境変数は[コントロールパネル]-[システム]-[詳細設定]-[環境変数]で確認できます。) |
| - | 編集内容 | 概説 |
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[config]
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version=3 | SCSMFILTERのバージョン |
| popauth=yes | [popauth]エントリーを参照する。リレーはSMTPRCVで禁止される。 | |
| dnslists=yes |
[dsnlists]エントリーのブラックリストを参照。 |
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| localnets=yes | [localnets]エントリーのローカルマシンからのリレーを許可する。 | |
|
localdomains=yes |
[localdomains]項のローカルドメインからのアクセス許可する。 | |
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[popauth]
|
addheader=yes | フィルターを通過したことをメールヘッダーに追記。 |
| skip=yes | POP3ログインのソースIPチェックをスキップ。 | |
| pop3logdir= |
logfileの保存先です。あなたのコンピュータに存在するフォルダを指定してください。EMWAC IMSのPOP3ログファイルのフォルダを指定するのが無難。 |
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| pop3time=10 |
POP3ログインのチェック間隔(min/check)。この時間がSMTPの有効時間となる。 |
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[dnslists]
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domainN= | ブラックリストの参照先。この参照に引っかかったメールはSPAMとして処理される。とりあえずはデフォルトでOK。 |
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[localnets]
|
addheader=yes | [popauth]エントリーと同様 |
| skip=yes | [popauth]エントリーと同様 | |
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netN= |
リレーを許可するローカルマシンを指定する。net1=127.0.0.1/32をのこして全てコメントアウトする(行の先頭に ; を付ける)。 | |
| [localdomains] | domainN= ※ N は数字 |
受取りを許可するマシンのローカルドメインを指定する。サーバー自身のドメインは最低限記述する。グローバルIPアドレス一個でNAT変換して公開する場合には、手順2-3.と同様にDynamicDNSなどで取得したドメイン名を記入する。 |
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SMTPRCV.EXE -install |
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[ドライブ名]:\[パス名]\antirelay.exe_[ドライブ名]:\[パス名]\antirly.ini ※[ドライブ名],[パス名]はSCSMFILTERをインストールした先です。 _ はスペースの意味です。 例)c:\install\mfilter\antirelay.exe c:\install\mfilter\antirly.ini |
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spamと不正なーメール中継についての解説
TidBITS-J#442/10-Aug-98(スパムに反撃)